訪問記録

相席屋に行きたい - 大露路

東京都港区大衆酒場

普段は職場から新宿駅までまっすぐ帰るのだが、新橋で途中下車する用事があったので、大衆酒場の名店「大露路」をおとずれた。つまみがオール400円の吉田類の酒場放浪記にも登場したことのある名店だ。

店内には6人がけのテーブルが3つ。いつも満員だが、席を譲り合って相席案内となるので1名か2名で行けば比較的待たずにすきまに着席できることが多い。

今回も相席で案内をされた。

まずは生ビール(550円)。

つまみはハムカツ(400円)、マカロニサラダ(400円)。2杯目にレモンサワー(400円)を注文。

つまみはどれもボリュームがあっておいしい。2品だが独りだとかなりお腹いっぱいになってしまった。二人で来店するのが最適のお店なのかもしれない。

タイトルはトリプルファイヤーの曲名から。

ごちそうさまでした。

スタートダッシュのつもりだったのに - BERG

東京都新宿区パブ

月曜日に仕事が終わって新宿駅で下車して、ついついBERGへ寄ってしまった。

一週間の労働が始まる憂鬱な月曜日ではあるが、酒を飲むことで気持ちを切り替えてスタートダッシュができる気がする。今回は突発的な訪問だったが、自分は月曜日に飲みの予定を入れるのが結構好きだったりする。

この日はチケットを使って生ビールだけ飲んだ。

BERGのビールはおいしい。スタートダッシュのつもりがついつい飲みすぎてしまい酩酊をしていた。

福岡で最後のコーヒーを - FUK COFFEE Parks

福岡市中央区カフェ

福岡旅行最後のお店は大濠公園付近のFUK COFFEE Parksへ。

福岡で何店舗が展開しているカフェらしい。内装がおしゃれで多くの人で賑わっていた。

店の前にビカクシダが飾ってあってかっこいい。

11月中旬に差しかかろうとしているけど、晴天で汗ばむ陽気だった。アイスカフェラテとプリンのアイスクリーム乗せ

アイスカフェラテ(650円)と大濠プリン+アイスクリーム(670円)を注文。

アイスカフェラテ
大濠プリン(+アイスクリーム)

そういえば福岡についてから甘いものを食べてなかった。甘いものは疲れている時に食べるとおいしい。カフェラテはほどよい苦味があって、旅行の最後の時間をいい感じに締めることができたと思う。

ごちそうさまでした。

とんこつラーメンくさい街 - 元祖長浜屋

福岡市中央区ラーメン

福岡旅行二日目。初日にうどん、ごまさば、活イカなど福岡名物を堪能してきたが、やはりとんこつラーメンも抑えておきたい。少し胃が疲れていたので、あっさりしていると評判の「元祖長浜屋」へ。

「元祖」と銘打っている店が多いが、この「元祖長浜屋」は本当に長浜ラーメン、替え玉文化の発祥の店らしい。もう一店舗派生した「元祖ラーメン長浜家」があるが、本当の元祖はこちらの「元祖長浜屋」とのこと。元祖が多くてややこしい。

観光客も多くおとずれていて行列ができていたが、回転が早く20分ほどで入店。

ラーメン(550円)を注文した。食券制であるが、強制的に一人一品のラーメンの注文が通ってることになってるらしい。

替え玉は一応食券はあるが現金で支払いも可能。

麺の硬さは「ふつう」にした。

塩味系であっさりとしていて二日酔いの胃にもやさしい。肉に塩味が染み込んでいてアクセントになっておいしいと思った。

一杯でお腹いっぱいになったので替え玉は注文しなかった。めちゃくちゃうまいというわけではないけど、シンプルな安い早い美味いの三拍子が揃った名品という感じ。長浜ラーメンに源流にたどりついたという感慨がある。ものごとの始まりはいつだってシンプルだったのかもしれない。

タイトルは前野健太さんの曲から。

ごちそうさまでした。

友人に教えてもらった屋台の名店 - 小金ちゃん

福岡市中央区大衆酒場

福岡ハシゴ酒四軒目。ここが最後となった。友人におすすめで教えてもらった天神の屋台「小金ちゃん」へ。

小金ちゃん 外観

ついたときは満員になっていて30分くらい待つ形になった。金曜日の夜だからそれも仕方ないか。

屋台なのにメニューが多彩でおどろいた。準備とかどうやってるんだろう。

多彩なメニュー

飲み食いをして胃袋も限界になってきていた。いも焼酎ロック(650円)と名物の焼きラーメン(900円)のみ注文した。

いも焼酎ロック
焼きラーメン

焼酎ロックは想像の二倍なみなみ。飲み切った後は完全にいってしまった。

この焼きラーメンがおいしかった。ソースで味付けしていて焼きそばっぽいテイストなんだけど、麺はラーメンで博多とんこつの匂いも感じるというか。

油そばともまた違う焼きラーメンというジャンル、これはくせになりそう。ごちそうさまでした。

立ち飲みすとになった - 空気椅子酒場 輝

福岡市中央区立ち飲み

福岡ハシゴ酒三軒目。一軒目のとどろき酒店で三角市場というエリアが面白いという話を聞いていて、寄りたくなった。「空気椅子酒場 輝」へ。

空気椅子酒場輝の外観

現在「立ち飲みすと」という立ち飲みスタンプラリーイベントを行っており、このお店も加盟店とのことだった。立ち飲みすとセット(1000円)を注文する。

お酒一杯とつまみでつまみ一品が食べられる期間限定セットだ。

日本酒と握り寿司を頼んだ。

日本酒
握り寿司

福岡は海が近いから魚がやっぱりおいしい。

だんだんと酔っ払ってきた。一応立ち飲みすとのスタンプは押してもらったが、最低でも三店舗回らないと景品がもらえないらしい。今回は立ち飲み以外で行きたい店があったので他を回るのは見送ることにした。

ごちそうさまでした。

福岡名物に舌鼓 - まえだ

福岡市中央区和食

福岡ハシゴ酒。2軒目は、ごまさばなどの福岡名物を食べたいと思い「まえだ」へ。

人気店らしく当日の予約はいっぱいだったが19:30までなら対応ができるとのことだった。

忙しい中に押し込むような形になり申し訳ない気もしたが好意に甘えることにした。

まえだ外観

まずは神泡のプレミアムモルツを注文。

すっきりとしていておいしい。

福岡名物のごまさば、白子の天ぷら、呼子の活イカを注文。

ごまさば
白子の天ぷら
活イカ

大将は実家が養殖業を営んでいることもあり、目利きが扱いに長けているらしい。どの料理もおいしい。

さばは弾力がある身にうまみが詰まっておりごまの味に負けていない、白子てんぷらは外はさくさく、中はふわとろで火入れが絶妙だ、活イカ新鮮で丁寧に刻まれた身に甘口の醤油がしみこみうまい。

他の店と食べ比べをしたわけではないが、かなりのクオリティであることが素人の自分にもわかる。

活イカの食後はゲソの天ぷらで仕上げてもらった。

ゲソの天ぷら

これも火入れが絶妙。うまかった。

一部メニューに時価などもあり、会計は二人で12,000円ほど。近隣のお客さんをみると接待などで利用している方もいた。決して安い店ではないが、うまいと断言できる店だ。ごちそうさまでした。

17:00前から大盛況 - とどろき酒店薬院stand

福岡市中央区立ち飲み

今週末は一泊二日で福岡旅行をしていた。ホテルは薬院エリア。

チェックインをしてはしご酒を開始する。まずは近隣の「とどろき酒店」へ。

日中は焼酎やワインなどをこだわりセレクトで販売している酒屋さん。16:00になるとカウンターで角打ちも楽しめる。

お店についたのは16:30過ぎだっただろうか。まだ17:00前なのにほぼ満員となっていて人気が窺える。

パネユズエール(1100円)というクラフトビールを注文した。日南で作られているらしい。

パネユズエール

ゆずの香りが気持ちいい酒だ。

つまみはレバーパテのブルスケッタ(500円)と砂ずりのコンフィ(400円)を注文した。

レバーパテのブルスケッタ
砂ずりのコンフィ

どのメニューもこだわってる感じがしておいしかった。コンフィがオリーブオイルの味がしみていて特によかった。

いろんなお店を訪れたい気持ちがあったので、一杯だけで退店。ごちそうさまでした。

俺は極極に集中力を高める必要がある - 葉隠うどん

福岡市博多区うどん

一泊二日の福岡旅行、まずはうどんから。福岡空港の隣駅、東比恵でおりて10分強歩いた場所にある「葉隠うどん」へ。

博多駅から歩いた方が微妙に近いと思う。

葉隠うどん 外観

メニュー表。

メニュー表

肉ごぼううどん(730円)を注文。博多名物のこしがやわやわの麺が特徴。

肉ごぼう

きしめんでやわやわ。

持ち上げられたきしめん

やさしい味でめちゃくちゃうまい。ごぼうがしゃきしゃきしている。スープも完飲した。

タイトルはナンバーガールのNUM-AMI-DABUTZの歌詞から。

曲の中で「HAGAKURE」という言葉が使われていて、ここは博多区であるし、ついつい思い出してしまった。

ごちそうさまでした。

レゾンデートル・オブ・かつカレー - とんかつ檍のカレー屋 いっぺこっぺ 芝大門店

東京都港区カレー

午前中に芝大門付近に直行する用事があり、昼食を「いっぺこっぺ 芝大門店」で。

いっぺこっぺはとんかつの有名店、「とんかつ檍(あおき)」のかつカレー専門店である。

とんかつ檍も大門付近にあるが、行列が必至。

対してこちらのかつカレーラインナップは回転も早く、さっと激うまとんかつを食べられるので重宝している。

今回は上ロースかつカレー(1800円)を注文した。

上ロースカツカレー

通常のロースかつカレーはカレーの上にかつがのっている。

しかし、上ロースかつカレーはカレーとカツが別皿で提供される。

これを果たして「かつカレー」と呼んでいいのか、「カレーライスとんかつセット」みたいな商品名の方が正鵠を得ているのでは、という気もする。だが、店側が「かつカレー」と銘打っているので、紛うことなくかつカレーなんだろう、ちょっとしたパラダイムシフトが起きた心地さえする。

カレーは正直にいって普通だが、ステータスをとんかつに全振りしていてかつがめちゃくちゃうまい。

素材にこだわっており、千葉県のブランド豚「林SPFポーク」を使用している。

この豚が柔らかくてジューシーで甘みがあってとてもおいしい。

ソースも用意されているが、塩をふって食べるのがおすすめ。

かつを箸で食べる。そしてスプーンでカレーライスを食べる。

かつカレーとはいったい何なのだろうか、そんなレゾンデートルを問うような逸品だ。

少し値段がするが、訪れた方はぜひ上ロースかつカレーを頼んでみてほしい。ごちそうさまでした。