この日は恵比寿リキッドルームで柴田聡子さんの対バンシリーズ、「ありがとう」vol.3 〜柴田聡子(BAND SET) × Elle Teresa × Le Makeupに参加をする予定があった。リキッドルームで休日にライブがある時に自分がよく寄るのが祐天寺の「もつやき ばん」だ。レモンサワー発祥の老舗として知られる。中目黒、恵比寿などに店もあるのだが、実は創業者が店を畳んだ際に、創業者の弟と娘婿で枝分かれをした経緯がある。
詳細は公式ページに詳しい。
創業者の弟さんがオープンしたのがこの祐天寺の「もつやき ばん」であり、こちらが正統な流れを引き継いでいると感じる。娘婿さんがオープンした「ばん」も決して悪い店ではないのだが、やはりチェーン店っぽい大味さが感じられ、自分は祐天寺の「ばん」の方が圧倒的に好きだ。
というかここが自分の中で一番好きな酒場である。
東横線の祐天寺駅から徒歩で5-6分ほど。住宅街を抜けると突如として現れる酒場にいつもテンションがあがる。ちょっとした異世界感があり、川端康成の「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」を彷彿とさせる。

訪れたのは15:20分ほどだったが、店内はすでに満席近い。カウンター席に運よく座ることができた。
ちなみにここは生ビールを提供していない。まずはレモンサワー(450円)を注文する。

なみなみとそそがれた焼酎にハイ・サワー、そして生搾りのレモンというセットだ。
想像の通りナカをおかわりすれば2セットいける。


つまみは大体200円から300円台でめちゃくちゃ安い。名物のもつ焼きについては全て100円からとなっている。東横線沿いという地価の高そうなエリアなのに一体どうなってるんだ。
名物のレバカツ(200円)、エリンギ天ぷら(280円)、タン、ハツ(各100円)を注文した。



値段は安いけど味もそれなりで…という居酒屋はあると思うが、ここはどれを頼んでもめちゃくちゃうまくていつも驚かされる。
お酒のおかわりでナカ(250円)を頼んで、アレンジで生姜ペーストもいただいた。

かつて隣で飲んでいた常連さんに教えてもらったのだが、レモンサワーに生姜を入れるとジンジャーレモンサワーとなる。味もおいしくなるし、なんと風邪も引かなくなるらしい。

このアレンジはめちゃくちゃうまいのでぜひ試してみてほしい。
最後に名物のトンビ豆腐(380円)を頼んだ。これは豚の尾っぽをとろとろになるまで煮込んだスープである。

コラーゲンがめちゃくちゃ染み出していて肌がぷるぷるになった気がする。これだけ飲み食いして会計は2000円以内、サワーが濃いめなのでかなり良い感じに酔っ払えた。リキッドルームまでは歩いて30分くらいなので酔い覚ましにちょうどいい。本当に最高の居酒屋で永く続いてほしい。ごちそうさまでした。