やけのはらさんが主催する「スーパーDJ論」を聴講するために横浜方面へ来ていた。会場は日ノ出町付近のMusic Bar Journey。DJは音源をかける行為であり、そのために録音技術が必要で、録音技術を発明したのはエジソン…という1800年代の話から始まり、そこから現代に至るまでのトーク。会場名のJourneyの通り、まさに音楽史の旅に出ていたかのような楽しい時間だった。
終わった後は夕飯にちょうどいい時間になっていたので、「お食事処 一番」を訪れた。

タイトルの通り柴田聡子さんがこの一番グループの「パイコーチャーハン」について言及をしていたことがある。
OTOTOYで当時駆け出しだった頃の柴田聡子さんに対するインタビュー記事があった。そこで横浜にある飲食店の話題になり、黄金町にある「中華一番」という中華料理屋がおいしい、特にパイコーチャーハンやカツカレーをよく食べていたという記述があったのである。
残念ながらOTOTOYの記事自体はもうなくなってしまったようだ。そして柴田聡子さんが言及していた「中華一番」も現在は閉店してしまった。
そこで今回訪れたお食事処 一番の話に戻る。もともとこの場所には「和食いちばん」というお店があった。和食いちばんも中華一番も母体は同じ、一番グループが営む飲食店だった。そのため、中華一番がなくなったちょっと後くらいのタイミングで、この「お食事処 一番」と名称を変えて、メニューやコンセプトを統合する形で運営を継続しているのだ。
つまり「中華一番」のパイコーチャーハンはもう食べられないのであるが、この「お食事処 一番」でその味がしっかりと受け継がれている。ということは柴田聡子さんが好きだったパイコーチャーハンを食べられるわけだ。
前置きが長くなったが、パイコーチャーハン(1050円)を注文した。

かつては900円で提供されていたが、物価上昇もあり1,050円となっている。
チャーハンはシンプルな味付けながらうまい。これぞ町中華のうまいチャーハンだ。そして、カレー風味のパイコーとの相性が最高にいい。卓上のラー油やソースをパイコーにかけることで「味変」も楽しめる。ボリュームも満点で、お手本のような安くて早くてうまい町中華メニューである。
実は自分は2013年から2017年まで伊勢佐木長者町エリアに住んでいたこともあり、元の中華一番にもよく訪れていた。その経験からこれはかつてのパイコーチャーハンと同じ味だと断言できる。これは柴田聡子ファンとしては必食の一品だ。
お食事処一番になってからカツカレーを食べたことはなかったので、今度はそちらに挑戦したい。ごちそうさまでした。