上尾の実家から車で帰る道すがらに寄った。普段は下道で環八経由で神奈川方面へ帰るのだが今日はなんとなく高速を使いたい気分だった。圏央道を使って、八王子方面を経由して帰る。正直時間もそこまで変わるわけではないのだが、車に乗っていると、たまに無性に高速を使いたくなるときがある。東京稲城市のあたりで夕食でもということで、町食堂の「麻瀬憧庵(ませどあん)」へ寄ることにした。
駐車場はあるが、店の周辺は道が狭めなので注意。自分も車幅感覚がそこまで優れていないので苦労した。
老夫婦が営むどこか懐かしい雰囲気のある町食堂だ。看板にすでに味がある。

メニューは和食から洋食まで幅広く多彩なラインナップ。なにを頼むかけっこう悩んだ。

自分がチャーシューを作るのが好きなことがあり、「自家製チャーシュー」の文字に惹かれた。肉丼(自家製チャーシュー卵とじ・970円)を注文した。それとサラダ(450円)と人参ポタージュ(400円)を付け合わせで。


どちらもおいしかった。サラダは明らかに新鮮な野菜を使っていることがわかるシャキシャキ食感、人参ポタージュは素材の甘みがすごかった。

そして肉丼。親子丼のように玉ねぎと卵でチャーシューを綴じたどんぶり。

チャーシューはよく煮込まれていてほろほろとした食感、脂身の部分も食べやすくておいしい。卵とじとチャーシューの組み合わせは結構ありだと思った。あまりしょっぱくなりすぎず、落ち着いた味にまとまるというか。
ちなみに店内で紹介していたのだが、味のあるホームページが存在する。
おそらく手作りだろうか。こういうページにふと出会えるのがインターネットの醍醐味だ。
ダイアリーも継続して更新しているようだ。待っている間に何件か読ませていただいた。
さいきんの若者がとても礼儀正しいという主旨の記事が興味深かった。長いあいだ客商売を営んできた方ならではの独自の気づきかと思うので。
お腹いっぱいになって満足して退店。ごちそうさまでした。